超音波骨折治療
整形外科診療
整形外科診療
これまでの骨折治療は、整復固定後(手術や ギプスのあと)、長期間の適切な固定と血行促進に努め、自然に骨が修復されるのを 待つというものでした。しかし、近年、超音波により骨の融合が促進される事がわかり、治療器として応用されるようになりま た。
骨治癒までの期間が約40%短縮
骨折治療に超音波骨折治療器「オステオトロンV」を用いると、自然に骨の修復を待つよりも、骨治癒までの期間が約40%短縮されるというデータがあります。
あくまでもデータ上ですが、通常60日かかる骨折でも超音波骨折治療を行うことにより36日程度まで短縮する事が期待されます。(効果には個人差があります)骨折が早く治れば、職場や学校への復帰、日常生活への復帰、スポーツの再開なども早期に実現できます。
超音波骨折治療器は、元メジャーリガーの松井秀喜選手や、元イングランド代表のデイビット・ベッカム選手などが使用し、一般にも広く知られるようになりました。
「超音波骨折治療法」とは、2006年11月から「先進医療」に承認された医療で、非常に出力の低い超音波をパルス状(断続的)に照射することにより、断続的に骨細胞を刺激し、骨の癒合を促進させる療法です。骨折部位に一定時間(約20分)、治療器を当てるだけなので痛みや違和感を感じることはありません。
(※「先進医療」とは一般の保険診療レベルを超える最新の先進技術を用いた治療法として国に認められた医療行為です。)
超音波骨折治療器「オステオトロンV」は当院リハビリ室に設置してあります。
先進医療「超音波骨折治療法」をご希望の方は、お気軽にお問い合わせ下さい。
万一、骨折されてしまった方は、当院の「オステオトロンV」を十分に活用し、早く治療し、自由な時間を取り戻しましょう。