爪水虫(爪白癬)でお悩みの方

10人に1人が感染していると言われている水虫!
その中で爪に発症する爪白癬の完治を目指して!

10人に1人が感染していると言われている水虫!その中で爪に発症する爪白癬の完治を目指して!

つめ水虫 チェックリスト

  • 爪が白色や黄色ににごっている
  • 左右で爪の形や色が変わっている
  • 水虫にかかったことがある、もしくは今かかっている
  • 日中は靴をはいていることが多い
  • 爪が切りにくくなってきた

あてはまる項目が複数ある方やその他に気になる症状のある方は、つめ水虫の可能性があります。医師にご相談ください。

爪白癬(爪水虫)ってどんな病気なの?

「水虫」と聞くと、多くの方が「足にできる病気」というイメージを持つのではないでしょうか。
実際、水虫の中でも最も多く見られるのは「足の水虫(足白癬)」で、特に指の間などの皮膚に発症するケースが一般的です。皮膚がジュクジュクしたり、皮がむけて強いかゆみに悩まされることも少なくありません。

水虫は「夏の暑い季節に多い」という印象がありますが、実は冬の寒い時期にも発症します。靴下やブーツなどで足が蒸れやすくなるため、季節を問わず注意が必要です。

そして、この水虫が爪に感染した状態を「爪水虫(爪白癬)」と呼びます。
爪白癬になると、爪が白く濁ったり、厚く変形したり、縦じまが現れるなどの症状が見られます。放置すると悪化することもあるため、早めの治療が大切です。

主な症状
①爪全体が白っぽくなる。(黄色く濁る場合も有ります。)
②爪が変形する。
③爪が分厚くなる。
④爪がボロボロになる。

※ 通常は痛みなどの自覚症状は出にくい病気ですが、ひどくなると痛みを発症する場合があります。

爪白癬(爪水虫)の原因は何?

爪白癬の原因は、その名の通り「白癬菌」と呼ばれる真菌(カビの一種)に感染することによって起こります。
白癬菌は皮膚や爪、髪など、角質を栄養源とするため、体のさまざまな部位に感染します。最も一般的なのは足に感染して起こる「足水虫」ですが、手や頭皮などに感染することもあります。
爪白癬は、もともと足の皮膚に水虫があったところから白癬菌が爪の中へ入り込み、感染を広げることで発症するケースが多いといわれています。
実際、爪白癬を発症している人の多くは、足の皮膚や他の部位にも白癬菌による感染を併発していることが分かっています。

爪水虫 爪白癬

感染経路は?

白癬菌の感染経路は日常生活のいたるところに存在しています。人や動物の皮膚で、 白癬菌に感染しているものに触れると、それだけで感染する可能性があります。
例えば、家族の誰かが白癬菌に感染している人が裸足で床を歩いていると、白癬菌に 感染する可能性は0ではありません。

感染が起こりやすい場所や場合
・プールの脱衣所の床に素足で触れる。
・公民館や公会堂などの施設の供用のスリッパを素足で使用する。
・犬や猫などの動物に触れる。
・自宅のお風呂場のバスマット。

爪白癬(爪水虫)かどうかは自分で診断できる?

白癬菌への感染を確定するには、医療機関で顕微鏡検査などを行い、実際に白癬菌を確認する必要があります。そのため、自分自身で「爪白癬かどうか」を正確に判断することはできません。
ただし、爪が白く濁る、厚くなる、割れやすくなるなどの変形が見られる場合は、爪白癬の可能性があります。こうした症状が現れたときは、早めに皮膚科を受診し、専門医の診断を受けることをおすすめします。
爪白癬を放置すると、爪がボロボロになって痛みを伴うようになったり、足白癬(足水虫)がなかなか治らないなどのトラブルにつながることもあります。早期発見・早期治療が、健康な爪を取り戻すためのポイントです。

爪白癬(爪水虫)の治療方法は?

【治療方法】
内服薬と外用薬があります。
市販薬にはない爪水虫専用の塗り薬があり、外用薬のみで改善することもありますので、ご相談ください。

【期間】
治療薬はいくつか種類がありますが、いずれの治療薬でも完治までには最低でも1年程度かかります。
これは、爪が綺麗に生え変わるまで1年程度かかるからです。
白く濁っている部分がなくなったからといって治療をやめてしまうと、残っている菌が繁殖し、元に戻ってしまいます。

爪治療のイメージ 【副作用】
飲み薬の内服薬には肝機能障害を起こす可能性があります。そのため、肝機能障害を患わっている患者さんは服用できません。
(その場合は、爪白癬専用の外用剤もありますので、一度相談ください。)
また、内服薬による副作用が起きていないかどうかの血液検査を受けることもお勧めしています。

まずは医師の診察をお願いします

水虫(白癬菌)かな?と思っても、自分で決めてしまうのは危険です。水虫(白癬菌)と同じような症状が現れている場合でも、実は3分の1は別の原因の場合である可能性があります。
違う皮膚病であった場合、白癬菌の薬を服用しても治りません。まずは医師の診断を受け、どのような治療がいいのかを相談されることをお勧めいたします。
当院では、爪白癬(爪水虫)で悩まされている患者さんの治療を 積極的に行っています。

爪白癬は治療に長い時間を必要とします。
自己判断せずに、完治を目指して一緒に治療しましょう!

日本初の外用爪白癬治療剤クレナフィン爪外用液10%

クレナフィン®爪外用液10%は、新規トリアゾール系化合物であるエフィナコナゾールを有効成分とする日本初の外用爪白癬治療剤です。
1日1回罹患爪全体に塗布することで爪白癬に対し効果を発揮します。

クレナフィン剤形の特徴

クレナフィンの特徴

効能または効果など

効能または効果

  • 〈適応菌種〉皮膚糸状菌(トリコフィトン属)
  • 〈適応症〉爪白癬

用法及び用量

  • 1日1回罹患爪全体に塗布する

用法及び用量に関連する注意

  • 長期間使用しても改善が認められない場合は、使用中止を考慮するなど、漫然と長期にわたって使用しないようにしてください

爪水虫(爪白癬)の治療に関するQ&A

市販薬で治りますか?
爪まで浸透しにくいため、症状や範囲によっては効果が不十分です。爪白癬専用の外用薬や、必要に応じて内服を検討します。
どのくらいで良くなりますか?
爪が生え変わるサイクルのため、完治まで6〜12か月以上をみます。中断は再発につながるため継続が重要です。
家族にうつりますか?
共有のバスマットやスリッパで広がることがあります。足を清潔・乾燥に保ち、共有物は洗浄・乾燥を徹底しましょう。
保険診療ですか?
診察・検査・内服は保険適用の対象です。外用薬の種類により取り扱いが異なることがありますので、受診時にご案内します。
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