巻き爪(陥入爪・彎曲爪)の治療
整形外科診療
整形外科診療
巻き爪(陥入爪・彎曲爪)は、爪が巻いて肉に食い込み、炎症を起こすなど激しい痛みを伴います。深爪や合わない靴(幅の狭い靴、ハイヒールなど)により、発症します。
早めの診療により、治療が短期間で済みますし、保険適用の治療で完治することができます。
重症化すると、激しい痛みにより歩行困難となり、様々な影響を及ぼします。
保険治療、保険外治療(自費治療)の2通りがございます。
切らずに治す
軽度の巻き爪(陥入爪・彎曲爪)であれば、挿入ガーゼ法で治療ができます。
爪が肉に食い込んだ部分にガーゼを挿入し、爪を浮かすことで痛みを軽減します。
来院されるほとんどの方がフェノール法で完治しています
たった15分で施術が完了し、再発の心配がほとんどない
爪を縦5分の1程切除し、爪の根元をフェノールというお薬で処理します。
施術中は麻酔をしますので、痛みはありません。
また、翌日から痛みはほとんどないため、これまで苦しんできた痛みからすぐに解放されます。
施術後は、数回消毒で通院をしていただきます。
また、爪を切除した跡は、1〜2週間で肉が盛ってくるため、目立たなくなります。
ワイヤー治療による巻き爪(陥入爪・彎曲爪)の治療は柔らかい爪の場合数日で平らになりますが、通常3ヶ月から6ヶ月の矯正期間が必要です。強度に巻いている場合1~2年かかることもあります。矯正による痛みはありません。
爪矯正は巻き爪(陥入爪・彎曲爪)に対する治療で保険が使えないため自費診療となります。陥入爪など手術による治療では保険が使用できます。
爪が短くても処置可能です。爪の両端に引っ掛けて巻き上げる事により矯正します。
特殊ワイヤーを爪の両端に引っ掛けねじりあげて矯正します。麻酔は必要ありません。
爪が短い場合は処置できません。のびた爪に穴を開け、弾性ワイヤーを通してボンドで固定します。
爪矯正では正常な形態に爪を戻しますが、正常な爪になっても、原因があれば再発します。原因は深爪、合わない靴、ぶつけた時で、まれに先天性の場合もあります。再発しても、再度矯正をすることができます。
また、爪が割れた場合、爪が伸びるのを待って再度治療します。爪が柔らかい場合は細いマチワイヤーを使います。
2回目以降は、再診料¥2,200、処置費用がかかります。